いびきは誰にでも起きるものだ、とお話ししましたが、確かにいびきの延長線上には、深刻な病気が存在することもあります。
ただのいびきなら、体への影響も少し疲れが取れない程度でしょうし、パートナーがなかなか眠れなくなる程度のものでしょう(夫婦関係が悪化するというデメリットはあるかもしれませんが)。
しかし、いびきが大音量で流れるのとは正反対に、いびきが急に途切れてしまったら、要注意です。
それが、睡眠時無呼吸症候群(SAS)という病気です。
睡眠時無呼吸症候群とは、読んだままの症状です。
眠っている間に息が止まってしまうという世にも恐ろしい病気なんです。
どういう仕組かというと、基本的にはいびきのそれと同じです。
ただ、いびきでは気道が狭まるだけなのに対し、SASは完全に気道が塞がってしまいます。
ちょうど、誰かに口と鼻を塞がれるように、呼吸をするのを強制的に封じられてしまうのですから大変です。
最悪の場合、本当に窒息死してしまうのです。
しかも睡眠中ですので、窒息している本人も窒息しそうになっていることに気がつかないというのですから、一人で眠る環境にある人は、まずどうにも気付きようがありません。
あなたの大切な家族が、普段から大きないびきをしているのでしたら、機会があればぜひ呼吸が止まっていないかを確認してみてください。
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